かなたにの歴史

かなたにの現在まで

明治35年大阪市中央区の久左衛門町で創業し、当時道頓堀界隈の芝居見物や役者の腹ごしらえに『幕の内弁当』を作り始めたのがお店の始まりです。

昭和27年から百貨店で「おせち料理」を他店に先駆けて販売しました。当時はお客様が持参されたそれぞれの家の重箱におせち料理を詰め、大晦日にお渡しするというスタイルでした。

昭和後半には、当時娯楽が少ない時代、芝居見物が広く好まれ、とっておきのお弁当を持ってのお出かけが人気となりました。

<かなたに>をはじめ、百貨店のお弁当売り場には、華やかなご婦人方に混じって、お昼ご飯を求めて来られる船場や島の内、心斎橋の粋な旦那衆の姿も数多く見受けられました。

かなたにはこのような「浪花の通人」に支えられて、今では行楽弁当や会議用弁当、来賓弁当、楽屋弁当など幅広く愛されるお弁当として、手作りの折詰めにこだわった変わらない味を守っています。

かなたにの幕の内弁当

浪花の味かなたにでは、大阪で明治35年に創業して以来、100年以上『幕の内弁当』を作り続けています。

幕の内弁当の名称の由来は諸説ありますが、かなたにでは道頓堀界隈の芝居見物客や役者の食事として販売を始めました。

かなたにの幕の内弁当は『芝居の幕間に観客が食べるお弁当』であり『幕の内側で役者が食べるお弁当』でもありました。

現在でも大阪を中心に楽屋用のお弁当・観劇用のお弁当としてご利用いただいております。

また、かなたにの幕の内弁当は、食材や味へのこだわりの他に、色彩や見た目にもこだわり、オーソドックスでありながら高級感のあるお弁当としても喜ばれております。

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